🛒 種類別 / 07

トラベルシステムとは何か

チャイルドシートからベビーカーへ、赤ちゃんを寝かせたまま付け替えできる仕組み。海外発の人気仕様です。

📚 もくじ

トラベルシステムとは

トラベルシステム(Travel System)は、乳児用ベビーシート(またはキャリーコット)を、ベビーカー本体と車の座席に付け替えて使える仕組みです。寝ている赤ちゃんを起こさずに、車からベビーカーへとそのまま移動できます。

車で使うには「保安基準適合品」であることが必須

日本では道路交通法により、6歳未満の子どもを車に乗せるときはチャイルドシートの使用が義務づけられています。車載できるのは、国土交通省の保安基準に適合したEマーク付きの乳児用ベビーシートに限られます(現在の基準はUN-R129)。キャリーコットは車で使えない製品もあるため、必ず製品表示と車種への適合を確認してください。

3つの構成要素

パーツ役割
乳児用ベビーシート赤ちゃんを乗せる本体。ベビーカーにも車にも取り付けられる
ベビーカー本体ベビーシートをセットして押せる台車
ベビーカー用アダプターベビーシートをベビーカーに取り付ける部品
車載用ベース(ISOFIXベース等)車の座席に固定する台座。シートベルトで直接固定する製品もある

ベビーシートを単体で持ち運べば、そのままキャリーとして使えます。室内での使い方(ゆりかごのように使えるかなど)は製品ごとに異なるため、取扱説明書を確認してください。

トラベルシステムのメリット

1. 赤ちゃんを起こさずに移動できる

車で寝てしまった赤ちゃんを、乗せ替えずにそのままベビーカーへ。低月齢期のお出かけが格段に楽になります。

2. 車から徒歩への移動がスムーズ

車載とベビーカー、それぞれの使い方が1台で完結するため、乗り降りのたびに抱き上げる負担が減ります。

3. 帰省や長距離移動で活躍

車での帰省や長距離の移動で、赤ちゃんの負担を抑えやすいのが利点です。

トラベルシステムのデメリット

1. 価格が高い

ベビーシート+ベビーカー本体+各アダプター一式で10〜20万円が目安。車載用ベースまで揃えると30万円を超えるモデルもあります。

2. ベビーシートの使用期間が限られる

使用期間は製品ごとに異なり、身長・体重の上限で決まります。1歳前後までのモデルが中心ですが、18か月頃まで使えるものもあります。いずれ通常のベビーカーへの移行が必要です。

3. 本体が重い

ベビーシート込みでベビーカー本体10kg超になることも。電車移動の頻度が高い家庭には不向き。

長時間乗せたままにしない

ベビーシートに乗せたままの状態が長く続くと、姿勢が固定されて呼吸に負担がかかることがあります。長距離の移動では2時間を目安に休憩を取り、赤ちゃんを降ろして姿勢を変えましょう。

主要ブランド

  • Maxi-Cosi(マキシコシ):オランダ発のド定番
  • Cybex(サイベックス):ドイツ発の安全機能特化
  • Doona(ドゥーナ):イスラエル発、ワンモーションでベビーカー化
  • UPPAbaby:アメリカ発、ベビーカー本体が高品質

トラベルシステムはこんな家庭に向いている

  • 車移動が日常で、車から外出先への移動をスムーズにしたい
  • 低月齢期の負担をできる限り減らしたい
  • 長距離帰省の予定がある
  • 予算的に余裕がある