首すわり前とは
赤ちゃんが自力で頭を支えられない時期(生後1か月頃〜首すわり完了まで。多くは3〜4か月頃ですが個人差があります)を指します。首と頭部を外部からしっかりサポートする必要があり、ベビーカーでもこの前提を満たした機種・姿勢でなければなりません。
必須条件:水平に近い姿勢
背もたれは150度以上まで倒し、水平に近い姿勢にします。座った姿勢のままだと、頭が前にカクッと倒れ、気道を圧迫する危険があります。どこまで倒せるかは製品仕様によるため、リクライニング機構の理解もあわせてご確認ください。
頭部クッションの使い方
多くのA型・AB型には新生児用ヘッドサポートが付属しています。
- 頭の両側を支えて横揺れを防ぐ
- 背骨のカーブをやさしく保つ
新生児用ヘッドサポートは取扱説明書どおりに使い、タオルなどで姿勢や角度を自己調整しないようにしましょう。取り外しの目安は機種により異なり、首すわり完了(4か月頃)後が目安です。
振動対策が最重要
首がすわっていない頭は、振動でブラブラ揺れます。頭や首に負担がかかりやすいため、段差はゆっくり後輪で越える「ティッピング」操作を覚えましょう。
ティッピング操作のコツ
ハンドルを下に押し下げて前輪を浮かせ、後輪だけで段差を乗り越える方法。詳しくは玄関段差を越えるコツで。
抱っこ紐との併用判断
首すわり前は、ベビーカー vs 抱っこ紐の使い分けが悩ましい時期。
| シーン | おすすめ |
|---|---|
| 近所の散歩(30分以内) | 抱っこ紐 |
| 長めの散歩・買い物 | ベビーカー |
| 電車・バス | 抱っこ紐+ベビーカー両方持参 |
| 飲食店 | ベビーカー乗せたまま |
外出時間の目安
- 生後1か月:10〜15分
- 生後2か月:20〜30分
- 生後3か月:30分〜1時間
赤ちゃんの様子(顔色・機嫌・呼吸)を頻繁に確認しながら、無理せず短時間から。
避けたい乗せ方
これだけはNG
- リクライニングを起こした状態(座位)で乗せる
- 5点式ベルトを外す
- 頭部クッションを使わない
- 段差を前輪で越える(強い衝撃)
- 地面が熱い夏の昼間に外出