リクライニング角度の見方
カタログには「150度」「170度」などの数値が記載されています。これは背もたれが座面に対して何度の角度になるかを示し、180度に近いほど水平に近づきます。
| 角度 | 状態 |
|---|---|
| 150度以上 | 水平に近い姿勢。生後1か月頃から使えるA型が備える角度 |
| 120〜150度 | やや起こした姿勢 |
| 100〜120度 | 座位に近い姿勢 |
どの角度を何か月頃から使えるかは製品ごとに定められています。実際の対象月齢は、製品表示と取扱説明書で確認してください。
低月齢期に深いリクライニングが必要な理由
首がすわっていない時期は水平に近い姿勢で
首が前にカクッと倒れると気道を圧迫し、呼吸の妨げになります。首がすわる前は背もたれを150度以上まで倒せる製品を選び、水平に近い姿勢で乗せましょう。詳しくは首すわり前の安全な乗せ方へ。
調整方式の違い
1. ベルト式(紐式)
背面のベルトを引いて角度を調整。シンプルだが操作に両手必要。
2. レバー式
背もたれ裏のレバーを引きながら倒す。片手で操作できる。
3. ボタン式
背面のボタンを押しながら角度変更。最新モデルに多い。
段階数の意味
- 3段階:倒した状態・中間・起こした状態
- 5段階:より細かい角度調整
- 無段階:好きな角度で固定。海外ハイエンドに採用
段階数そのものより、「操作のしやすさ」と「必要な角度まで確実に倒せるか」を重視しましょう。
リクライニング操作の注意点
- 赤ちゃんが乗っている状態で操作可能か確認
- 片手で操作できるか(もう片方の手は赤ちゃんを支える)
- 操作音が大きすぎないか(寝てる赤ちゃんを起こさない)
- 誤動作で勝手に倒れないロック機構
月齢に応じた角度の考え方
具体的な角度は製品によって異なるため、取扱説明書の月齢別の目安に従うのが基本です。大まかな流れは次のとおり。
- 首すわり前(生後1か月頃〜):150度以上まで倒し、水平に近い姿勢で
- 首すわり後(3〜4か月頃〜):様子を見ながら少しずつ起こす
- 腰がすわる生後7か月頃〜:座った姿勢でも安定して過ごせる
- 寝てしまったとき:頭が前に倒れないよう、背もたれを倒して支える
リクライニングと幌の関係
リクライニングを倒すと、幌が低くなり日光を遮りにくい場合があります。幌・サンシェードの調整も忘れずに。
「ベルト引き」と「ベルト戻し」
ベルト式は倒すのは簡単でも、起こすのに両手が必要なことがあります。お店では「倒した状態から座位に戻す」操作も必ず試してみてください。