⚙️ 機能・部位別 / 08

折りたたみ機構の種類

片手で畳める機構は、外出時の扱いやすさを大きく左右します。電車・バス・タクシーで赤ちゃんを抱えながら畳むシーンを想定して選びましょう。

📚 もくじ

折りたたみ方の違い

畳み方には業界共通の分類がありません。メーカーごとに言い方が違うので、カタログの表記と、畳んだときの寸法で見るのが確実です。よく見る言い方を挙げます。

二つ折り

本体を2つに折る方式。多くのA型・AB型で見られます。

三つ折り

本体を3つに折って、より小さくまとめる方式です。

※ メーカーによっては「3面折り」という表記もあります。「三つ折り」と同じとは限らないので、畳んだときの寸法で比べてください。

細長くたたむ方式(傘型)

傘のように細長く畳む方式。バギーによく見られます。

※ 折れる方向・手順・自立するかどうかは、名称では決まらず製品によって異なります。名前だけで判断せず、折りたたみの動画と収納時の寸法を確認してください。

折りたたみ・収納を確認する4つのポイント

カタログの「ワンモーション」「らくらく開閉」といった言葉は、次のうちどれを指しているかが製品によって違います。まとめて1つの性能と考えないでください。

  • 操作の回数:レバーを引くだけか、複数の操作が要るか
  • 片手で操作できるか:準備から折りたたみ完了まで、どの工程を片手で行えるか
  • 必要な力:体重をかけずに畳めるか
  • 畳んだあと自立するか:手を離しても倒れないか。収納時の扱いやすさに関わります

店頭では、この4つを分けて試すと違いが分かります。

抱っこしたまま畳めるとは限らない

「片手でできる」と「子どもを抱いたまま畳める」は別の話です。抱っこしたままの開閉を紹介する製品もあれば、子どもを近づけないよう指定する製品もあります。取扱説明書に従ってください。

開閉のときは、子どもの手足を可動部に近づけないようにします。

※ 一体型のトラベルシステムには、車輪を展開・収納して形を切り替える製品もあります。畳むというより、形を変える動きになります。

操作方式の比較

方式操作難易度
片手たたみハンドル上のレバー1つ易
両手たたみ両手でレバーとフレームを操作中
多段階たたみ複数の固定箇所を外す難

「片手で畳める」の重要性

こんな場面を想像してください

「タクシーが到着、赤ちゃんを抱えながらベビーカーを畳んでトランクへ」――この場面では、両手で畳む方式だと負担が大きくなります。片手たたみ機構があると、外出時の扱いやすさが大きく変わります。

自立性の有無

自立する

  • 畳んで床に置いて立てかけ不要
  • 玄関・トランクで省スペース
  • 転倒しないので赤ちゃんの安全

自立しない

  • 傘型バギーに多い
  • 壁に立てかける必要
  • 軽量化のためのトレードオフ

畳んでからの持ち運び

キャリーストラップ

畳んだ状態で肩掛けできるストラップ付きモデル。両手が空く。

キャスター付き

キャリーケースのように転がして運べる海外モデル。空港で便利。

ハンドル運搬

多くのモデルは畳んだ状態のハンドルを握って運ぶ。重さがダイレクトに腕に。

「ロックの確実性」

  • 畳んだ状態が確実に固定されるか
  • 展開した状態でロックが効くか
  • 子の手が届きにくい位置にレバーがあるか
  • ロック解除に意図的な操作が必要か

折りたたみのチェックポイント

  1. 店頭で片手・両手それぞれ試す
  2. 畳んだサイズが想定の場所に収まる
  3. 展開時のロックが確実
  4. シートやカゴの中身が落ちないか
  5. 持ち運びがしんどくないか

折りたたみの「事故」を防ぐ

展開時の指挟み

畳む・広げる動作で指を挟む事故が後を絶ちません。取扱説明書どおりに操作する、子どもを可動部に近づけない、展開後・折りたたみ後はロックを確認するを徹底しましょう。