AB型ベビーカーとは
AB型はSG基準上の正式な区分ではなく、A型の低月齢対応とB型に近い軽さ・扱いやすさを両立したモデルを指す市場での通称です(SG基準ではA形に分類されます)。多くは生後1か月頃から36か月頃まで1台で使えますが、上限の月齢・体重は製品ごとに異なるため確認が必要です。近年の主力タイプで、各メーカーの目玉モデルはこのタイプに集中しています。
AB型のメリット
1. 1台で約3年間カバー
低月齢から卒業直前まで使い切れるので、買い替え不要。トータルコストではA型+B型2台より安く済むケースも。
2. 従来型のA型より軽い
本体重量5〜6kg台が中心で、従来型の重めのA型より1〜2kg軽量。電車移動でも扱いやすい重さです。
3. 両対面式に対応
多くのAB型は対面・背面切替可能。低月齢のうちは対面で顔を見ながら、首がすわってからは背面で景色を見せられます。
AB型のデメリットと注意点
1. 価格が高い
5〜10万円が中心。低月齢から使える安心感と長く使える設計のぶん、初期投資は大きめ。
2. B型単体よりは重い
新生児対応の剛性が必要なため、純粋なB型(3kg台)より重く、軽量バギーには負けます。
3. 折りたたみがやや大きい
機能を詰め込むぶん、たたんだサイズは純B型より大きい傾向。
A型・B型との使い分け
| 用途 | おすすめ |
|---|---|
| 1台で完結させたい | AB型 |
| 低月齢期の安定性を最優先 | A型 |
| セカンドとして軽さ重視 | B型 |
| 海外メーカー・3輪に興味 | 3輪 or トラベルシステム |
AB型を選ぶときのチェックポイント
- 低月齢期の安全装備:頭部クッション、対面モード、150度以上まで倒せるリクライニング
- 本体重量:5kg台か6kg台か、実機で持ち比べる
- 切替操作:対面・背面切替がワンタッチか
- 折りたたみサイズ:玄関・車に収まるか
- タイヤとサスペンション:段差走破性
AB型はこんな家庭に向いている
- 低月齢から3歳前後まで1台で済ませたい
- 第一子で、できるだけ長く使える1台が欲しい
- 従来型A型の重さがネックだが、B型では低月齢期に使えない
- 店頭で迷うので「定番」を選びたい
主要メーカーのフラッグシップはAB型
国内主要メーカー(コンビ、アップリカ、ピジョンなど)の看板モデルはこのタイプが中心。売れ筋の候補にはなりやすいですが、名称だけで選ばず、対象月齢・重量・折りたたみサイズ・走行性を実機で確認しましょう。